シンガポールでの生活も少しずつ落ち着いてきたので、やはりマルタ島が恋しくなりながら、ブログを更新。 先ほどマルタ島にいる友人に聞いたところ、今年は暖冬!昨年とは大違いで暖かいようです。

年末のゼクシィの海外挙式版の表紙がなんとマルタ島!!!
これもマルタ島の友人に告げたところ、是非とも結婚式は日本で挙げるのを心よりお勧めしたいと。
あーなんだか分かる!
全てを受け止める覚悟でやらないと、思い描いているようには何一つ進まない可能性は非常に高い。なんせマルタ島ですから。そんなデタラメなところが魅力的なんですけどね。

と言う訳で、結婚式にちなんでマルタ島の教会に関して。(実際に教会で結婚式を挙げることに関しては分かりかねます。)

小さな小さな島のマルタ島にある教会の数は、なんと360。(と、学校では聞きましたが。。。Wikipediaによると359のようですが。)いずれにしても非常に多くのカトリック教会があります。歩いていると、次から次へと教会を目にします。
日曜日、ミサの始まりを知らせる教会の鐘の音が至るところから聞こえ、街中に鳴り響きます。街によっては、ちょっともういいよ、分かりましたってぐらいの時も。
どの教会も外観はだいたいシンプルですが、内部は教会によってそれぞれ趣きが異なり、VallettaのSt John's Co-Cathedral のように非常に豪華なものもあります。観光名所となっている教会は、結婚式が行われない限り、ガイドブックに見学の時間帯が記載されています。それ以外の教会の中を見るタイミングは、日曜のミサのタイミングであれば確実に入れますが、カトリックの方でない観光客が入るには少々敷居が高いかと。でも昼間であったり、イベントなどで解放されている時もあるので、そんな時はぜひ入ってみてください。お気に入りの教会が見つかる筈です。ちなみにマルタ島の教会は撮影自由です。ただお祈りをする大切な建物であることはお忘れなく。

■(Valletta)St John's Co-Cathedral
マルタ島でおそらく一番有名であり、一番の観光名所。教会の側面に入り口があり、日本語の音声ガイドも無料でレンタル可能。語学学校の学生は、学生証で割引されます。外観からは想像もつかない豪華な装飾であり、本当にため息がでます。音声ガイドではマルタ島の歴史も一緒に分かるので、1時間以上はたっぷり時間をとって見学してください。画家カラヴァッジォの絵画や教会と関係のある展示もあります。
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■(Mosta) Mosta Dome(St Marija Assunta Church)
世界の真ん中は、地中海。地中海の真ん中にある島が、マルタ島。その真ん中にある街が、Mosta。さらにその街の真ん中にある教会が、この教会。つまり世界の真ん中は、Mosta Domeとマルタの人は、冗談でそんな風にこの教会を表現します。(Mosta住民だけかもしれませんが。。。)
ヨーロッパでも屈指の大きさの円形の美しいこの教会(ドームの大きさは世界一?)は、19世紀に建てられ、第2次世界対戦中に爆弾が落とされたのですが、教会のちょうど中心の屋根に落ち、教会は破壊されることがありませんでした。Mdinaの丘からも見ることが出来ます。 IMG_4711

■(Mdina) Mdina Cathedral
Vallettaと並んで非常に重要な教会です。教会の大きなイベントがある時は、Vallettaかここで行われることが多いようです。2015年に行われたマルタ島の大司教(教会の一番重要なポジション)の交代式の際は、この教会で行われ、日本では考えられませんが、大統領などの国の重要な人たちも参加し、テレビで生中継されていました。IMG_6580

■(Gozo)Citadel Cathedral
チタデルの要塞の中にある教会。わたしが訪れた教会の中で唯一中に入ったことがない教会。いつもこの教会の前の階段に座って、休憩したよーな。マルタ島観光局の説明によると、外観はシンプルな造りだが、内部は赤とゴールドのきらびやかな装飾が施されており、マルタ島では唯一、ドームがあるように見せる為のだまし絵が施されているとのことです。(見てみたかったなぁ。)IMG_6320

■(Msida) Msida Parish Church
観光名所ではないのですが、Vallettaに行く際など、バスの移動中に目に入るので必ず気になる教会。特にイベント時のイルミネーションに力が入っています。ただそれだけでなく内部も非常に美しく、ミサの時に入ったので写真がないのですが、ブルーとゴールドのコントラストで、わたしは一番好きな教会でした。
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